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合格祈願

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今週末は人生4度目の受験。
なんとなく、合格祈願と書かれたマークシート用?の鉛筆を渡されるとシュールに感じてしまう。

一番印象に残っているのは高校受験の問題。「宇宙に行くなら、どんな実験をしたいか?」「最適な太陽光発電施設の形状を示せ」という課題だったことが忘れられない。種子の休眠実験について述べたり宇宙での発電について効率を計算した記憶があるが、現実にそのような取り組みが行われ、議論にあがっているのを見るにつけ、想像が現実になりうる世の中になっているのだと日々感じる。

面接では「数学の面白さとはなんですか?」と聞かれた記憶がある。
たしか、「測ることのできないものの長さや質量を式的に求められること」と答えたけれど、今でもその感覚は変わっていない。自分が触れることのできない多次元とノイズの中から、客観的な答えを導き出せるのはなかなか楽しい。

少年老い易く、学成り難しとはよく言ったもので、まだまだだと感じることばかりだが、もう少し学を深めるために頑張って受験に臨もう。

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2012年02月20日 | Comments(1) | Diary

2/18 Young探鳥会 葛西臨海公園

今日はヤング探鳥会に参加してきた。葛西で行う探鳥会に参加するのは3年ぶりだ。

今回は50名程度の参加があった。テスト明けだったことも手伝ってか若い学生と社会人になって間もないという方が多く、働き盛りの社会人の方は少々少なめ。葛西臨海公園は女性にウケるのか?歴代担当も女性が多く、今回も女性の参加者が多い印象だった。ディズニーランドが近いからなのか?デートスポットだからなのか?ちょっと不思議だ。

昨晩の雪が嘘のように晴れ渡り、小春日和といった陽気にあてられながら公園を歩く。色々な所で言われている通り、今年は冬の小鳥が少ないため、以前は見られたトラツグミやキクイタダキ、ビンズイといった鳥達がおらず、全体にスカスカといった印象。

初心者の方が多かったため、キジバトやメジロ、ヒヨドリなどをじっくり見る。

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キジバトアップ

海に出るとスズガモ、ハジロカイツブリ、ホオジロガモほかがのんびりと浮かんでいた。海を見ているとひたすらに眠たくなるような陽気。なぎさにはトビ、ミサゴ、ハヤブサ若、チュウヒが飛んだ。

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ハヤブサ

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変な行動をするオオバン

午後は西なぎさへ。
西なぎさは風が強く、スズガモやハマシギ、カンムリカイツブリはいたものの少し見る気が削がれる程だった。

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その後再びフェリー乗り場で鳥合わせ。
さらにその場で、お茶会をし、写真に機材に、鳥に、保全に、と話題が飛び交い……帰るかと思いきや、ダイヤモンド富士を狙って日暮れまで張ることに。

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しかも、ダイヤモンド富士とはならず、ちょうど大室山にめがけて日が沈むというオチ着き。
ボチボチ帰ってこい、と富士山に呼ばれている気がした。残り1ヶ月半で戻ります。
2012年02月18日 | Comments(1) | Events

狩猟鳥

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狩猟禁止のアカハシハジロ

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狩猟鳥のキンクロハジロ

今日は夕方から、狩猟鳥関係の仕事をした。当たり前のことだが、狩猟鳥というのは社会制度として定められるものであり、歴史とともに変化しているため、現行のデータベースを盲目的に信じると落とし穴にはまるらしい。次回データベースを改定する機会があったら、注釈を入れるよう要望せねばならないように思う。はまってしまったので、明日は修正に励もう。

昭和46年06月28日、従来オシドリを除きすべて狩猟鳥とされていたカモ類のうち、ツクシガモ、カンムリツクシガモ、アカツクシガモ、トモエガモ、オカヨシガモ、アメリカヒドリ、シマアジ、オオホシハジロ、アカハジロ、メジロガモ、アカハシハジロ、ケワタガモ、コケワタガモ、アラナミキンクロ、シノリガモ、ホオジロガモおよびヒメハジロが、狩猟鳥から除外され、オナガガモ、コガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ビロウドキンクロ、クロガモおよびコオリガモが狩猟鳥として残された。また、カモ類以外についてはミコアイサ、ヒシクイ、マガン、ジシギ、ワタリガラスおよびツシマテンが狩猟鳥獣から除外された。

平成19年6月1日付けでカワウが狩猟鳥になった。

といったところが大きな変化だろうか。

鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律施行令の一部を改正する政令について

狩猟鳥のページ
2012年02月07日 | Comments(0) | Diary

会報

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結局休日もデスクワーク。でも、少し時間があったので、入っているNPOの会報を読みながら、会報を作成した。気が付くと色々入っているので、会費が結構、高額になってしまっている。

Birdlife Asiaの会報ではちょうど、先日blogに書いたジクロフェナクが取り上げられていた。保護は大分うまくいっているようだが、まだ投薬はなくなっていないようだ。行徳野鳥観察舎友の会は執筆者全員が本当に知り合いなので、なんだかそれぞれの近況報告を聞いている気がして、エッセイ集として面白い。いつの間にか、子守をしていた子が表紙の絵を描いていたり、社会人の先輩が相変わらず鳥記事を書いていたり。着実に時間は流れているのだと感じるのは、人の子の成長を見たときなんだと最近よく思う。

会報の雛型を作りながら、こういった会報で行うべきことというのはなかなかに深いのだと考えた。会員への近況報告、読み物としての面白さの提供が基本なのだろうけれど、本来は何か次のアクションを示せるほうが良いと思う。こんなことやってみませんか?という提案 > こんなこと楽しこと、やりましたという報告 > こんな面白いことが分かりましたという魅力の伝播 > また行動の提起 というような循環が理想なのだろうか。 意外と会報の目指すべきビジョン・会報を用いて行うミッションというのが明確でないものが多いようにも感じる。

インターネットでも寄付できる時代であり、情報が溢れているからこそ、誌面を最大限利用して読者の行動を引き出すというのは大きな課題なのではないだろうか。

ということで、寄付

行徳野鳥観察舎 傷病鳥寄付

Bird research研究支援プロジェクト
2012年02月05日 | Comments(0) | Diary

一つ終わり


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ひとまず、今年望まねばならない審査のうちの一つ、業績報告会が終わった。聴衆に対してわかりやすい発表を心がけて壇上で話をしたが、畑違いの方には十分に理解していただけない部分があったよう。一方で、同じ畑の人からはご称賛いただいた。

我々が向き合っている生態系という厄介なものは「塩酸をかけたら金属が融ける」というような単純な事項ではなく個体差だったり環境差だったり、補正しきれないノイズにまみれたデータが想定される系なので、それを理解していただけないと話をすることすら厳しいということを感じた。ノイズやベイズの虚像の中から真理(らしきもの)を拾ってくることを何年も繰り返していると、それが普通のような気がしてしまう。けれど、異分野では見ている物事の捉え方がそもそも違っているので、空を飛んでいる鳥が海を泳いでいるように見えるようなことが起きてくるのだろう。凝り固まった視点でしか物事を捉えられない研究者という存在の柔軟性の無さと自身の折衝力不足を何かと感じる一日だった。

何はともあれ、この体調で乗り切れたことに一息です。応援ありがとうございました。
2012年02月05日 | Comments(0) | Diary

国際シンポほかに宛てて

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シンポに出て、すぐ高熱を出し、仕事に復帰してはみたものの昨日一昨日と早退。今日は欠席。もうしばらく完全復活には時間が掛かりそうだ。本当は自分の意見や感想を書きたかったのだけれど、まとめる時間もなかったので。

先日のシンポジウムで、何よりも必要なのは予算と雇用だと感じた。「野生動物問題の解決を担う人材の育成」と言っても良いが、人材を育てられていないとは思えない。野生動物問題に関心のある学生は本当に多いし、意識が高く実践に励んでいる学生もいる。ただし、それを現場に直結できるポストは少ない。特定鳥獣保護管理計画制度や鳥獣被害防止特措法にしても、財政的支援とそれに基づく専門家の雇用があって初めて成り立つものだ。兵庫のように獣害対策を行うポジションを作り、その中で科学的・客観的モニタリングに基づく保護と管理を行うことが重要だと思う。オオカミを野に放つ予算があったら、若者の専門家を一人でも多く雇える体制を作るべきだ。「立ち並ぶ数万の動物の群れにたった一人で立ち向かわなければならなかった」という言葉は教官の武勇伝でよく聞かされたが、一人を雇用すれば何かを変えられる場合だってある。

少なくとも、ゲームハンティングが文化として廃れている日本で一般狩猟者に管理を担わせる体制は今後立ち行かなくなる。だからと言って、専門家を大量雇用できるほど国勢は良好ではない。計画の策定とモニタリング、現場の指揮を行う専門家を各都道府県に少数名雇用して、実際の駆除捕獲事業は民間企業や自衛隊に担当させるという案のほうが現実的だろう。少子高齢化と人口減の世界の先駆けモデルといわれる日本だからこそ、撤退のシナリオと攻めの姿勢の両方の視点で野生動物の保護・保全・管理を回していかないといけない。科学だけではなく、多分に政治力が必要そうだ。

そんなことを考えた。有機的なネットワークを作るには、いろんな働きかけがあるべきだと思うので、漫画も小説もblogも政治活動も何でも意味はあると信じて、意味もなくblogを書いている。
2012年02月04日 | Comments(0) | Diary
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